- 2013-6-28
- カラダのレシピ

さて3回シリーズでお届けする『肩甲骨』についての1回目です。
私がトレーニング生時代に書いたブログから少し修正した記事です。
身体を理解することも演奏を上達させる1つの選択肢です。
演奏に腕は重要な役目をしていますので
腕に関わるカラダの仕組みを理解することで演奏が大きく変わる可能性は秘めています。
肩甲骨の動きをイメージできて、腕の動きと連動してくると、
「腕が楽になる」「姿勢も変わる」「脚の動きまで変わる」と演奏には良い事があります。
腕の動作には肩甲骨の動きが連動することが大切なんですね。
そこで今回は肩甲骨の絵を見ながら、
「自分のカラダにもこんな骨があるのか」
「こんな動きができるのか」
と、自分が思っている身体とイメージが一致できるようにしていきましょう。
知ってるという方も、改めて観察すると新たな発見があるかもですよ。
それと肩こりや首が痛いとか悩みがある方にもおすすめです。
肩甲骨の動きを知ると後ろ姿が変わったりするので、
最近ではダイエットなどでも話題になっています。
肩甲骨を見てみよう
絵で見て「こんなのになってるのか」と自分の思っていた肩甲骨と比べてしてみましょう。画像はTEAMLABBODYのアプリを使用しています。
■後ろから見た肩甲骨

天使の羽とも呼ばれる?理由が見て分かります。
脊椎からの距離や大きさなどイメージしてみましょう。
■横から見た肩甲骨

上腕がついてるところ(肩関節)の上まで肩甲骨です。平べったいだけじゃないんですね。
■前から見た肩甲骨

鎖骨の下にぽこっと肩甲骨は前に出てきてます。
こんなとこまで出てきてますね!
これは触ることができますよ。
「肩甲骨」の形やどんな場所にあるのか、まずはイメージできましたでしょうか?
2人組になってお互いの肩甲骨が実際にはどの辺にあるのか、触って観察するとよりハッキリしますよ。
そして知ってるとイイことがもう1つ!
写真にも描いてるように、
「肩甲骨は肋骨にはくっついていません!!」
どうしてくっついてないのか?!
それは肩甲骨の動きを考えると納得できると思います。
肩甲骨の動きに関わる筋肉も、もちろんあります。
あまり動かさないでいると筋肉は固くなってしまうと言われています。
今回は筋肉は載せてませんが背中の筋肉や肩甲骨に関連する筋肉は、
腕をあげる時には一緒に働いてほしいわけです。
なのでまずは骨の動きを知るほうが分かりやすいかなと思ってます。
腕をあげる時は、この肩甲骨や鎖骨も動くんだなと考えてからあげてみましょう。
身体の仕組みにそって身体へ「こうしよう」という指示はとても楽に動けるためのコツです。
今回は肩甲骨はどのへんかな?とイメージしてもらいました。
肩甲骨のことを考えるだけでも動きや音に変化はあるはずです。
次回は「肩甲骨の動き」はどうなっているのか??
絵を混ぜながら考えていきたいと思います。
カラダが楽になると気持ちもスッキリしてくるので、カラダの地図作りをしていきましょう。
おすすめはカラダの地図を作っていく中で、
アレクサンダーテクニークのレッスンを受けるとすごく効果的です!!
新しい発見があってきっと楽しいと思いますのでぜひ体験してみてください。
